キャッチコピーは一瞬でその人の中に入り込むとっかかりです。
企画書等でタイトルや見出しで心に引っかからないものは、
中身も読まないはずです。もし読んでも、見てるだけの状態。
全然頭に入っていない、ということも多いのではないでしょうか?
これは書き言葉に限ったことではありません。
話し言葉でも同様です。
プレゼンテーションなどは、印象に残るかどうかが採用の決め手になり
ます。
会議でも、だらだらと説明するよりも、ひと言でパシッと心に残る言葉を発することのできる人のほうが評価されます。
そう、流れの速い現代社会では、いかに短い時間で相手の心に入り込み、心つかむことが、何よりも重要だとかんがえます。
私たちの生活している世界では自分に関係がない情報の方があふれすぎていて、
「あ、関係ないかも」
と思った情報は簡単に見向きもされません。
そのためには、看板などのキャッチコピーは
大勢の人に向けて伝えようとするよりも、
特定の誰か個人に向けて語りかける意識を常に持つ必要があります。
書店に行くと、多くの本であふれていますよね。
いろんなタイトル、いろんな表紙が並んでいて手に取る本というのはやっぱり興味を持つ何かを一瞬で感じさせてくれたから。
瞬間的に特定の相手の中に入り込む何かを持っているかいないかでは結果が大きく変わってくるのです。 |
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